「こどものとも」って知っていますか?
福音館から発行されている定期購読絵本で、幼稚園でもよくおすすめされています。
(私の働いていた幼稚園では、全園児に定期購読していただいていました)
年齢別に
- こどものとも012(10か月~2才向き)
- こどものとも年少版(2才~4才向き)
- こどものとも年中向き(4才~5才向き)
- こどものとも(5才~6才向き)
の4種類が用意されています。
1年購読だけでなく、半年でも購読できるんですよ!!
うちは、出産祝いで、こどものとも012の年間購読をプレゼントしていただき、1年間購読しました。
- 届く絵本はどんな感じ?
- こどものともの絵本は乳児でも楽しめるのか?
- リアルな子どもの反応は?
実際に利用して感じたことをまとめていこうと思います。
こどものとも012で実際に届く絵本はどんな感じ?
届く時は、レターパックの用な状態でポスト投函です。
直接受け取らなくてもよく、チャイムもならされることがないので、赤ちゃんのいる家庭にはありがたい。
実際に届く絵本はこんな感じです。
大きさは 約18.5×19.5(㎝)
角が丸くなっているところに配慮を感じますね
1ページ1ページに厚みがあるので、月齢が進んだら自分でめくりやすいのもポイント。
こどものとも012だけは特別にこの仕様。
他のこどものともシリーズは厚みのないソフトカバーです。
毎月、その月の絵本の詳しい解説が絵本に挟まって同封されているので、作者の意図を深く知ることも出来ます。
1年分を並べるとこんな感じ。
毎年違う絵本になりますが、動物が主人公の物や、車が主人公な物。身近な日用品が出てくるものなど、ジャンルは様々。
(あくまでこの年のバリエーションです。年によって内容は変わります)
絵のテイストや使用されている画材も様々で、赤ちゃんにとっては多くの刺激が受けられるようになっています。
こどものとも012は0〜2歳の子が対象なので、文字よりも絵がメインな、印象ですね。
こどものとも012の実際の赤ちゃんの反応は?
絵本に対する反応は月齢によって全く違いますので、息子の実際の様子を、月齢毎にまとめてみました。
(最初に見せたのが2カ月、現在は1歳8カ月なので、その間の反応が対象になっています)
2〜7ヶ月
最初の頃はただただじっと見つめていました。
2か月でもしっかり視点を合わせて見つめていたので、何となく色や形を感じているよう。
構っていないとすぐにぐずってしまう我が子でしたが、絵本を見せている間は、大人しくじーっと見つめてくれたので、毎日よく見せていました。
月齢があがってくると手を伸ばして絵を触ろうとしたり、ページをめくろうとする様子が出て来たので、角が丸いのは本当にありがたかった。
8ヶ月〜12ヶ月
次第に絵本に好みが出て来たのか、絵本によって反応が変わる様子が出てきます。
指差しが出てくるので、本を何冊か並べて好きなのを選ばせたりしていました。
どうやらうちの息子が好きなのは
こちらの2冊。
乗り物や食べ物が好きみたい。
絵柄もハッキリしたものを好むようです。
絵本が毎月届くので、こういう好みが見えてくるのも楽しいですね。
この頃には、絵本が届くと、パッケージを見て絵本だとわかるようで、どんな絵本が出てくるか目を輝かせる様子も見られました。
1歳〜1歳8ヶ月
1年分全てが届いた後も、繰り返し絵本は見ています。
届かなくなるとやっぱりちょっと寂しい…。
これくらいになると、自分でどんどん好きな絵本を棚から出してページをめくるようになりました。
1歳3カ月頃は絵本の絵を指差して、それが何かを教えてもらうことが好きになり、物に興味が出て来たんだなぁと感じるように。
1歳8カ月のいまでは、指をさして「ぶっぶー」など言葉を発するようになってきまきした。
食べ物の絵本は掴んで食べる真似もします。
小さいときから絵本に親しんでおくのは、いい刺激がもらえるんだなぁと実感しています。
こどものとも012のメリットとデメリットは?
1年間購読してみてわかったメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- 家に居ながらにして絵本が手に入るので、月齢が低く、外出しにくい頃も便利
- 自分では買わないようなテイストの絵本を息子が好む様子もあったので、世界を広げてあげられる
- 対象が0〜2歳の本なので、月齢を経るにつれて絵本との関わり方も変わって行き、長く楽しめる
- サイズが揃っているので、本棚に入れた感じがスッキリ
- 親も子どもも毎月届く楽しみがある
デメリット
- なかには興味を持たない絵本もある
- 12冊届くので、ある程度場所をとる
私の絵本の好みとは全然違うテイストの物を好むことに気づけたのが一番大きかったと感じています。
(男の子だとより感じるかもしれません)
何を好むか、どんな絵本はすぐに飽きて、どんな絵本は長く楽しむのかは、実際ある程度の期間、絵本と触れ合わないとわからないので、色々な物に接する機会を与えてあげられるのはメリットですね。
中には興味を持たないものもありますが、ある程度たってから興味がでてくるパターンもあります。
それでも興味をもたなかったり、飽きてしまった絵本はメルカリなどで売ることも出来ますね。
12冊あると、ある程度の場所はとりますが、12冊全巻重ねて測ると
高さは 約9.3ですね。
10センチは無いくらいです。
全部同じ大きさでスッキリ収納できるので、意外と場所をとらない印象です。
こどものとも012の申し込み方法は?値段は?
申し込み方法
・書店店頭
全国の書店店頭にて、月刊誌の定期購読の申し込みが可能です。
※詳しくは書店店頭にて、お問い合わせください。
(店頭受け取りなら、送料はかかりません)
・インターネット
月刊誌の定期購読は、fujisan.co.jp(国内発送)、株式会社OCS(海外発送)からご注文することが出来ます。
値段
一年購読 6240円
半年購読 3121円
月額払い 420円 +送料100円
一般的に絵本の定期購読は年間1万円~3万円かかるので、かなり破格な値段設定です。
※バックナンバーのお取り扱いは店頭での申し込みのみの受付となります。
詳しい説明が載った、無料のパンフレットはこちらから
まとめ
こどものとも012を購読して感じたことをまとめました。
0歳の乳児さんでもじーっと見つめたり絵を目で追ったりと、楽しむことが出来る絵本。
色々な絵本に触れさせてあげることができるということに大きなメリットを感じました。
自分の家庭で購入するのはもちろん、出産祝いでお友達やお孫さんのご家庭にプレゼントするのも素敵ですね。
私は実際出産祝いでいただいたのですが、毎月幸せな気持ちになり、相手の方もどうしてるかなーなんて思いを馳せたりしました。
是非お子さんと、ゆっくり絵本を楽しんでみて下さいね