あなたは産後、夜が来ることが怖いと感じるようになってませんか?
私は産後、夜になるとこんな状態になっていました。
- 何が不安というはっきりしたものはない漠然とした不安感と孤独感
- 暗闇に間接照明の雰囲気がもうだめ
- 夜がとても長く感じる
私は産後2カ月間は里帰りして、寝るときも母親が同じ空間で寝ていてくれたのですが、それでもこのような不安感がありました。
そんな産後の夜の不安感を少しでも軽減してほしい…。
今回は、私が実際行って効果があったことを紹介したいと思います。
夜中に楽しみを作る
赤ちゃんは夜中でも3時間おきに授乳をしますよね。
片方10分だとしても両方で20分。
意外と長いんです。
私はその授乳時間中、夜中の雰囲気に飲み込まれないために、出来るだけ自分の気持ちが明るくなることをしていました。
私に効果があっていつもしていたことは
- 動画を見る
- 育児漫画ブログをみる
の2つです。
えっ!?いいの!?
と思った方いらっしゃると思います。
「授乳中はあかちゃんと目線を合わせて」
よく言われますよね。
確かに、愛情をもって授乳することは大切かもしれませんが、夜中授乳するとき、赤ちゃんはあなたの顔をじっとみているのでしょうか。
大抵の赤ちゃんは目をつぶってうとうとしながら母乳を飲んでいると思うのです。
それならお母さんも、その20分間は好きなことしましょう!!
でも、スマホの画面を見たら寝れなくならない?
3時間おきに授乳している頃は、睡眠は夜とるって考えなくてもいいと思うんです。
もちろん夜寝れれば寝ればいいですし、寝れなければ昼間寝ればいい。
それよりも不安な気持ちを和らげることを優先していました。
ちなみに私はスマホを見てもその後ちゃんと寝れました
笑顔になる動画を見る
おすすめは
- バラエティ
- 好きなアーティストのライブ映像
などとにかく笑顔になれるもの。
今はスマホでいくらでも動画が見れます。
動画が見られるオススメサイト
- TUTAYA TV動画配信 (無料お試しキャンペーン中)
- フジテレビの動画見放題サイト(FODプレミアム)(今ならAmazonアカウントで登録すると1ヶ月無料)
ちなみに私はマツコデラックスの動画をひたすら見てました(笑)
育児漫画ブログでほっこりする
同じ経験をしている人の描く漫画や文章って共感できますよね。
女の人は特に
- 自分と同じ思いで過ごしてる人がいる。
- この気持ち、この人が代弁してくれてる。
というものに触れると不安が軽減される傾向があると思います。
その他にも、好きな音楽を聴いたり、雑誌を眺めたり、お取り寄せグルメを検索したり…。
自分の気持ちが少しでも明るくなることならなんでもいいです。
でも授乳時間が終わったらスマホは一旦置いて、身体を横にしましょうね!!
続きは次の授乳タイムで。
そう思うと、夜中起きるのも少しだけ楽しみになりました。
夜は長いという固定概念をすてる
産後は特に、赤ちゃんを寝かしつけてそのまま自分も一緒に布団で寝ること多いと思います。
そうすると、
「8〜9時に寝かしつけて朝の6〜7時までだから10時間も夜を耐えるのか…」とかって考えちゃいません?
赤ちゃん出来るまではきっともっと遅くまで起きてましたよね?
私は0時くらいまで起きてました(笑)
実際里帰り中も、私以外の家族は普通に11時〜0時くらいまで起きていました。
それに朝って本当に6時からですか?
気象庁によると明け方は3時〜6時。
私は産後は4時からは朝だと思い込むようにしていました。
つまり、夜中の時間は
0時〜4時までの4時間だけなんだ
と思い込むようにしていたんです。
1日の中の夜中は4時間だけ。
そう思い込むだけでも気分が軽くなりました。
物は考えようです!!
産後はできるだけ周りを頼る
夜中におそってくる不安感は一人で戦わなくてもいいんです。
夜中何度かある授乳や寝かしつけのうち、一度でもいいので誰かに一緒に起きてもらえませんか?
授乳の間ちょっと会話をしてもらったり、混合育児だったら授乳してる間にミルクをつくってもらったり、寝かしつけのときは代わってもらったり。
平日どうしても無理なら、休日のときだけでもいいんです。
自分以外の人が一緒に起きて時間を共有してくれるだけでぐっと気持ちが和らぎます。
手伝って欲しいと伝えるだけじゃなく、不安感の話もしましょう。
身体的辛さだけでなく、精神的辛さがあることを周りにも理解してもらうことは大切なことです。
私は里帰り中は母親に一緒の部屋で寝てもらい、母乳とミルクの混合だったので授乳中にミルクを作ってもらっていました。
アパートに戻ってからは、寝かしつけはほぼ夫が担当。
夜中なかなか寝てくれないときもかわってもらったりしました。
おかげでその後も「お母さんじゃなきゃいや」はほぼなく、お父さん大好きっ子に育っています。
なにより一人で子育てのすべてを背負わなくていいんだと思えることが精神的にありがたいですよね。
不安感の原因はホルモンバランスである可能性が大きい
そもそもこの不安感どこからやってくるのかというと、どうやらホルモンバランスが大きいようです。
よく聞く産後うつの原因もこのホルモンバランスが原因。
妊娠中に分泌されていた女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが激減し、授乳ホルモンであるプロラクチンが急増することで、ホルモンバランスが大きく変動します。
このホルモンバランスの乱れが、自律神経に影響を及ぼし、産後うつの症状を引き起こします。
参考AMOMA 【助産師監修】つらい産後うつ―その原因、症状、対策は?―
また、なかには授乳時に不安感を感じるD-MER(不快性射乳反射)といった症状がある人もいます。
私も軽度ではありますが、この傾向がありました。
D-MERについてはこちらにまとめてあります。
生活リズムも今までとはガラッと変わるので、自律神経は余計に乱れがち。
特に夜は、産後でなくても日中より気持ちが落ち込みやすいですよね。
でも、その不安感はずっと続くものではありません。
私の場合は、生後3か月ごろにはこのような不安感を感じることはなくなっていました。
他の楽しいことをしたり考えたり、身近な人に頼ることで、上手に気分を紛らわせながらすごしましょう。
産後の夜の不安感を軽減しよう!!
産後の不安な夜を乗り越える方法として
- 夜中に楽しみを作る
- 夜は長いという固定概念をすてる
- 出来るだけ周りを頼る
の3つを紹介しました。
一人目の育児のときは特に
- ちゃんとやらなきゃ
- あれはだめこれもだめ
- 漠然と不安
という感覚に陥りやすいと思います。
私もそうだったんです。
特に夜は不安感が大きくなりがち。
そんなときは、周りの情報をちょっと横に置いて、こうしなきゃに縛られすぎないようにしてみませんか?
今日はあの芸人さんの動画を見よう!!と楽しみに夜を迎えたっていいんです。
そして、産後は特に、周りの人の力も出来るだけ借りましょう。
誰かに話を聞いてもらうだけでも楽になります。
あなたが不安な夜を少しでも前向きに迎えられるように祈っています
産後の食事は出来るだけ負担を減らし、心と身体を労りましょう。
産後体力低下に悩んでいる方はこちらもチェック