離乳食開始、10倍粥でも下痢に!この進め方で1歳半で離乳食完了しました

スポンサーリンク

生後6か月になると、そろそろ離乳食を考えますよね。

私も6か月になったその日から始めました。

 

しかし、息子はなんと下痢に!!

 

離乳食を始めると下痢になってしまう赤ちゃんも少なくはないようです。

そんなうちの子が、その後どうやって離乳食をすすめていったのか。

離乳食完了はいつになったのか。

まとめてみようと思います。

同じ悩みを持つお母さんたちの参考になると嬉しいです。

 

スポンサーリンク

生後6か月 離乳食を始めたら下痢に!?

 

生後6か月になったある日

「よし!!6か月になったことだし、離乳食始めるぞ!!」

と、私は意気揚々と10分がゆを炊いておりました。

 

慣れない手つきですりつぶし、粒のない液体部分を小さなスプーンですくい取り、

「パクっ!!」

離乳食のスタートはスムーズに切ることが出来た。そう思ってました。

 

ところがその日の夕方。息子がうんちをしたので見てみると…。

「あれ?下痢??」

黄色っぽい液体の便が出ていたんです。

 

お腹冷えたかな?など他の原因も考えましたが、おかゆを食べたこと以外には思い当たらない。

 

とりあえず数日空けてもう一度トライするも、結果は同じ。

 

食事をとって下痢になると言えばアレルギーも疑います。

もしかしてお米アレルギー?

 

それを疑った私はジャガイモをすりつぶしたペーストで試してみましたが、やはりうんちがゆるゆるに。

 

「おかしいな…。まだうちの子には早かったのかな…?」

 

下痢になっても、数日空けるとまた普通のうんちに戻るので、とりあえず1か月様子をみてから再チャレンジすることにしました。

 

この時の状況のまとめ

  • 離乳食を食べさせたのは一口程度
  • 便は黄色でほぼ水もしくはねばねば
  • 回数は一日1~2回
  • 機嫌はいい
  • 数日すると元の便に戻る

 

 

生後7か月 再チャレンジ

 

さて、1か月がたち、再チャレンジすることに。

この時は、1口食べた時点では下痢にならなかったのですが、2口にレベルアップしたらまた下痢に…。

 

ここで自分の判断だけではだめだと感じた私は小児科で相談することにしました

 

そのときの小児科の先生の回答がこちら。

  • 何を食べても下痢になるならばアレルギーではない。
  • 下痢になったら1週間開けて再度少しずつ試す。
  • 様子を見ながら進めるしかない。

 

個人差があることなので、正直言って、小児科の先生にもこうすればいいという確かなものがないそうです…。

とにかく様子を見ながら進めるしかないとのこと。

 

このままではいつになったら進むのか見当がつかない。

 

正直このとき私は少し焦りを感じていました。

もう7か月も半ば。

周りの子は2回食に進み、ペースト状の段階は卒業している。

それなのにうちの子は、ペースト状の物すら1口も食べられていない…。

先が見えずに不安が大きくなっていました。

 

そんなとき、ちょうど7.8か月の検診があったので、保健師さんに相談することに…。

 

そのときの回答がこちら。

  • 食べて下痢になってしまうということは、お腹の消化機能がまだ未発達ということ。
  • 個人差があることなので焦る必要はないが、アレルギーの恐れのあるものは始めるのがおそくなりすぎないほうがいい。
  • 一日に何度も水っぽいうんちが出てしまうような状況でなければ、少しずつ進めていっても大丈夫。

 

小児科の先生とは違う回答が返ってきました。

でも、やはり保健師さんのほうが、沢山のお母さんたちの相談にのってきた経験があるからなのか、信頼できる印象を受けた私は、こちらの保健師さんの意見を信じて進めてみることに。

次の日から様子を見ながら少しずつ、スプーンの杯数を進めていきました。

 

そのとき気を付けていたことがこちら

  • 1口食べさせて大丈夫だったら次の日は2口。と増やしていく。
  • 下痢が1日に2回以上出るようなら次の日は1口分減らした量で様子を見る。
  • おかゆや野菜だけではなく、小麦、大豆製品などのアレルギーの恐れがある物も、日替わりで同様に進めていく。

 

アレルギーの恐れがある物も、幼いうちからごく少量ずつ与えていった方が、のちにアレルギーがでる可能性が下がるという研究結果があるということを保健師さんから教わりました。

 

8か月の終わり 下痢をしなくなった!!

 

そんなこんなで、様子を見ながら少しずつスプーンの杯数を増やし、食べられる食べ物の種類を増やし、

8か月の終わり頃、離乳食を食べても下痢をしなくなりました!!

 

8か月の終わりというと、一般的には、2回食で、粗目のみじん切りが食べられる段階。

カミカミ期の一歩手前です。

 

この時の息子の様子をまとめると

  • 食べる量は主食・おかず・汁全部合わせて約80グラム
  • 少しつぶつぶが混じる程度のペーストを食べていた
  • 舌でつぶすことがまだうまくできず、ちょっと形がある物は丸呑み
  • 前歯が少しずつ生えてきた

こんな感じでした。

 

9~11か月(カミカミが難しい)

 

離乳食をたべても下痢をしなくなったので、様子を見ながら、本人が食べられそうなら、量・硬さともにランクアップしてみていました。

 

しかしここで問題が。

カミカミが上手くできないんです。

すべて丸呑み…。

(一度バナナをかじらせてみたらのどに詰まらせかけて、あわててひっくり返して背中バンバンしました…)

 

みじん切りにしたものは食べられるのですが、おそらく丸呑み…。

 

そこでかまずに飲んでしまう時の対処法を離乳食の本で調べました。

その本によると、噛まない原因は次の3つ。

 

スプーンの与え方が悪い

スプーンの正しい与え方のポイントは

  1. 下唇にスプーンを置く
  2. 赤ちゃんが自分で口を閉じるまで待つ
  3. パクっとしたら水平に引き抜く

これを守らずに、親の方でどんどん口の中に入れてしまうと、どんどん丸呑みしてしまい、自分の力で食べる力がつかない。

 

食べ物の形状がかたすぎるか柔らかすぎる

食べ物はかたすぎると噛めずに丸呑みに。

柔らかすぎると舌でつぶせてしまうのでカミカミしない。

 

とろみのつけすぎ

とろみがつきすぎているのも噛まずに呑み込めてしまうのでNG

 

参考 『はじめてママ&パパの 離乳食』 主婦の友社

 

ところが、これを気を付けていても、なかなかカミカミが上手くならず…。

 

しかし、しかしですよ。

そんな彼が唯一歯茎でカミカミしようとし始めたものがあったのです。

 

それは、みんな大好きハイハイン!!!

 

あれだけは、噛むと甘い味がするのが嬉しいのか、時間をかけてカミカミ。

しかも小さいかけらにしてどうぞと渡すと、自分でがんばって掴んで食べる!!!

 

ハイハインのおかげでカミカミと手づかみ食べを練習することが出来ました。

ありがとうハイハイン。

 

1歳になる頃には自然と周りと足並みがそろってきた

 

1歳になる頃には、やわらかい食べ物で、小さめに切ってあれば手づかみで食べられるようになり、食べられる量もぐっとアップ。

出だしこそ遅れたものの、様子を見て食べられそうだなと判断したタイミングで硬さや形状をレベルアップしていくと、いつの間にか周りの子との差がほぼ無くなっていました

 

1歳7か月になる今では、かたいもの(きゅうりや豚肉など)はまだちょっと食べるのに苦労しているものの、離乳食は卒業。

スプーンも上手に使えるようになってきて、ほぼ自分の力で食べられるようになり、ぐっと楽になっています。

 

 

まとめ

離乳食の出だしが遅くなると、親としては焦りますし、この先どうなるのかと不安になりますよね…。

私もまさか下痢が発生して進められなくなるなんて思ってもいませんでした。

 

それでも、その子のタイミングとテンポでちゃんと追いついていきます。

 

もし、進め方や、お子さんの様子で迷うことがあったら、お医者さんや保健師さんに相談してみましょう。

それだけでもかなり気持ちが楽になるはずですよ。

 

私も頭ではわかっていたつもりだったのですが、実際育児をしてみると、何に関しても本当に個人差が大きい…。

本やネットに書いてある通りにはいかないことだらけです。

全て本に書いてある通りに進む子のほうが、少ないんじゃないかな…?

 

ゆっくりでも、その子なりに一歩ずつ成長していくので、焦らなくても大丈夫ですよ

 

そして、ゆっくりでも、決して親のせいではないですからねー!!

元気に過ごしてくれていれば大丈夫!!自分も息抜きしつつ、頑張っている自分をほめてあげてください。

 

お子さんのお腹が元気に発達して、もりもり食べられる日が来るように、祈っています!!

 

その他子育て情報記事一覧はこちら

ゆるばた生活トップページはこちら