うちの息子は赤ちゃん時代、発達が少し遅めで、総合病院の発達相談にも通院しました。
8か月になっても寝返りせず
10ヶ月になってもずり這いせず
そんな発達ゆっくりだった息子も、1歳2ヶ月には歩くようになり、2歳になった今では標準まで発達が追いつきました。
マイペースな息子の歩くようになるまでの記録をまとめておきたいと思います。

発達がゆっくりで不安に思っている方に、うちの息子のようなパターンの子もいるのだという参考にしていただけたら幸いです。
こんな方におすすめです
- なかなか寝返りをしなくて不安
- 発達が標準から遅れている気がする
- 病院の発達相談の様子が知りたい
- どんな経過を経て標準まで追いついたのか知りたい
息子が歩くようになるまでの発達の過程
発達が遅かった息子が歩くようになるまでの発達の過程をまとめました。
新生児〜5ヶ月
- 特に遅れ無し
6カ月
- 寝返りせず
- 離乳食始めるもお腹の発達が未熟で下痢に
7カ月
- 寝返り返りはするようになる
- 寝返りはせず
- 離乳食未だ進められず
8カ月
- あと数日で9カ月というときにやっと寝返りするが、その後もたまにしかしない
- 離乳食も少しずつ進められるようになる
9カ月
- ずり這いしないので、自分でその場から動くことがなく、そのままにしておくと一日中その場にいる
- 心面では後追いが始まっており、母が離れると泣くが、自分で動けないので後を追えない
10ヶ月
- ずり這いせず
- 座った状態からお尻で少し進む姿は見られる
- 10カ月検診で運動発達面でひっかかり、大きな病院への紹介状をもらう
11カ月
- 片足を引きずるようなハイハイをする
12カ月
- つかまり立ちをする
1歳1ヶ月
- つたい歩きをする
1歳2ヶ月
- 初めて自分で立ち上がりそのまま2.3歩歩く
このような発達の過程を進みました。
周りに比べると遅い発達でしたが、無事に歩くようになり、2歳になった今では元気に走り回っています。
発達相談での病院の先生の見解
総合病院での発達相談で聞いた先生のお話をまとめました。
各月齢の発達の目安にしていただければ幸いです。
10ヶ月の発達相談
先生から聞かれたこと
- 普段の動きの様子
- 腰はすわっているか
- 手を持って立たせると立つか
- 物を上手につかめるか
ずりばいもせず、寝返りもさほど好んでしないので、ほぼ日中自分で移動する姿はないことを話しました。
息子の場合は残りの3つはクリア。
寝返りのタイミングには個人差があり、ずり這いはしない子もいるとのこと。
- 寝返りとずり這いをしない子はうつ伏せ嫌いが原因なことも多い
- 立って歩くという方が発達段階的には上で、それが出来るようになれば基本的にそれほど心配しなくても大丈夫
- 足腰はしっかりしているし、歩こうとする反応も見られるのでとりあえず様子見
というのがこの時の先生からのお話でした。
他に不安なことを聞かれたので、人見知りが強く、他人の顔を見ただけで泣くことを相談。(このときも最初から最後までギャン泣き)
人見知りは正常な発達過程で、脳が発達している証拠でもあるので全く心配ないとのことでした。
もう一つ座ったままお尻で移動しようとすることも相談。
これも一概に心配な行動とは言えず、様子見で大丈夫とのこと。
それよりも体重・身長の増えが悪いことを指摘された息子。
このとき体重 7690g 身長 67.5センチ でした。(平均は 体重 9130g 身長73.2)
標準より小さめということに加えて、小児科での10か月検診のときより体重が減ってしまっていたので、運動面よりこっちの方が気になるとのこと。
食事の回数を増やすなどして、様子を見るように言われました。
11ヶ月の発達相談
先生に聞かれたこと
- つかまり立ちはするか
- 小さい物をつまむことは出来るか
このときは、手を持ってあげれば立ち上がれるものの、まだ自分の力でつかまり立ちをすることはできませんでした。
小さい物をつまむのはクリア。
手先の発達は順調に進んでいるのと、手をもって立たせてあげた時の足腰はしっかりしているので、大きな問題はないのではとのこと。
体重は7935g 身長67.8センチ
体重は伸びてはいるものの身長にあまり変化がないので、できるだけ栄養がとれるように配慮してほしいとのこと。
離乳食の本などをみると平均の量と同じくらいは食べているのでなぜ増えないのか不安でしたが、先生曰く、活動量に比べて食べが少ないのではないかとのこと。
それほど活動的でもないのになぁとおもいつつ、代謝がいいタイプなのかもなとも思ったのを覚えています。
12ヶ月の発達相談
先生に聞かれたことは
- 手を持って立たせると歩こうとするか
- ばいばいなどの動作をするか
- つたい歩きはするか
息子は一つ目と二つ目はクリア。
つたい歩きは少しだけする状態。
先生曰く
- 引き続き足腰は強くなっていそうな感じなのであまり問題なさそう。
- 歩行器を使っていたらそれはやめること。
- ビビりなタイプかもしれない。
とのこと。
もらいものの歩行器がありましたが、それはしまい込んで使用しないようにしました。
ビビりなのは感じていたので納得。その性格が発達ゆっくりの原因の一つかも。
体重と身長の増えはだいぶ増えてきたのでもう一息。
(このときの体重 8165g 身長 70.5センチ )
もっとぐっと増えて欲しいところなので引き続き様子を見るようにとのことでした。
運動面での発達はみたところ足腰がしっかりしていて大きな問題はなさそうとのことで、次の診察は3か月後に。
1歳3ヶ月の発達相談
先生から聞かれたこと
- 歩くようになったか
- 指差しをして訴える姿があるか
- 発語があるか
息子は1歳2ヶ月で歩いたのでクリア。
ここでの指差しは、自分から「あれみて」「あれとって」の指差しがあるかどうか。
息子は指差しの姿があったのでクリア。
発語はふにゃふにゃなにか言うがあまりはっきりとはしていませんでした。
発語も個人差があるのでこの時点では気にしなくていいとのこと。
運動面は1歳2か月で歩くことが出来たのでもう心配ないとのこと。
思っていたよりも早く歩けるようになりましたねと言われました。
体重と身長少しずつ増えてきたけど、引き続き様子をみるようにとのこと。
1歳半の発達相談
先生から聞かれたこと
- 歩きがしっかりしてある程度長い距離歩けるようになったか
- 発語があるか
- 言われたものの指さしが出来るか
この頃には歩きがメインの生活になり、よたよたせず歩けるようになっていたのでクリア。
発語もこの頃には5つほど単語の発語もあったのでクリア。
(5つ単語の発語があれば、1歳半の発達はクリアだそう)
犬はどれなどの質問に指さしでこたえられるかは、まだ曖昧な部分もありましたが、こちらの言っていることを理解して動く姿がどこかに見られれば良いとのこと。
この頃には身長・体重も増加傾向にあったので、とりあえず半年様子をみることに。
2歳の発達相談
先生から聞かれたこと
- 発語が増えたか
- 2語文が出てきているか
- 走る姿があるか
息子すべてクリア。
2歳0か月の段階で2語文が出ていれば発語も問題ないとのこと。
身長・体重も標準に追いついてきたので、発達相談の診察を卒業することが出来ました。
寝返りが遅く腹這いをしなかった原因
発達相談での病院の先生の話によると、うちの息子が寝返りや腹這いをしなかったのは
- うつ伏せが嫌い
- 座っている姿勢が好き
- 性格が頑固でビビり
が原因だったのではとのこと。
座った姿勢にしてあげると機嫌が良くなったので、ついつい座った状態にしてあげることが多くなってしまったのもいけなかったかなと思いました。
性格が頑固でビビりというのがちょっと笑えますが、本当に意地でもうつ伏せになるもんかという意思があったのでなんか納得です。(笑)
発達には個人差がある
今回は、赤ちゃん期に運動発達がゆっくりだった息子の発達の記録をまとめました。
最初は自分で調べれば調べるほど不安になってしまっていましたが、病院の先生に見ていただくことで、安心することが出来、結果的に見ていただいて体重の増え方も意識出来たので良かったです。

ついでに発達以外の便秘などの相談も聞いてもらえたので、発達相談受けて良かったと思っています。
赤ちゃんの発達は本当に個人差が大きい。
心配なことがあれば、ネットの情報だけで判断せずに、一度助産師さんや小児科の先生に相談してみるといいかもしれません。

あなたのモヤモヤが少しでも軽くなる方向に向かいますように。