私は妊娠32週で切迫早産にて入院となりました。
人生初の入院。
そして人生初の点滴。
ガガガガガーン。
私、血液検査で脳貧血を起こすタイプの人間なんです。
ビビり過ぎて、ただでさえ細い血管がさらに収縮しちゃって血が通わなくなるんです。
そんな私が24時間針を刺しっぱなしにするということで、本当に辛かった…。
何が辛いって、点滴の差し替え。
案の定、何度か脳貧血起こしました(苦笑)
しかし、編み出したのですよ。攻略法を。
必死で考えましたよ。攻略法を。
今回はビビりな私が編み出した、点滴差し替え攻略法をお伝えします!!
シャワーと点滴差し替えのタイミングを合わせる
私の病院では、シャワーは3日に1度、差し替えは4日に1度でした。
(32週で入院、経管長1.6〜2.0センチの状態での頻度です)
シャワーの時の点滴の針の扱いは差し替えの日と差し替えない日で違います。
私が入院していた病院では次のような対応がとられていました。
差し替えがない日
- 点滴の針だけ腕に残し、点滴の管は外す
- 針が刺してあるところにビニール袋を巻いて濡れないように保護
- シャワーを浴びたらビニールを外して管を取り付ける
差し替えがある日
- 点滴を針ごとすべて外す
- 普通にシャワー
- シャワーから出た後新しい点滴の針に差し替え
点滴に限らず注射全般は、血管が太い方が成功率が高いです。
血管はあっためると拡張します。
つまり、つまりですね、シャワーで身体を温め、特に点滴を打つ部分の血管を温めておくと、成功率が高まるんです。
私は特に血管が細い人間なので、少しでも血管は太くしておきたいところ!!
そこで、3日に1度のシャワーを4日に1度にして、差し替えの日とかぶるように調整してました。
シャワー後は血管も広がっているし、血の巡りも良くなっているし、精神的にもリラックスしているので、成功率上昇です。
針を抜いた状態でシャワーが浴びられるので、針が濡れるのを気にすることなく浴びられるのも良い点ですね
点滴を差し替えてもらう時は深呼吸
血管はリラックスすると広がり、緊張すると収縮します。
つまり、打ってもらう時はリラックスすることが大切。
酸素を送り込んで貧血を避けるためにも、打ってもらう時は深呼吸してリラックスすることを心がけました。
看護師さんも「深呼吸ー深呼吸ー」「リラックスー」と呪文のようにとなえてくれていたので、間違いない方法かと。
刺してもらっている間は、深呼吸しながらその日の晩御飯のメニューのことでも考えましょう。
差し替えてもらった後しばらくは動かさない
看護師さんは
「動かしてもらって大丈夫ですからねー」
と言ってくださるのですが、私は点滴を差し替えてもらったあと30分は動かしませんでした。
点滴を差し替えた後痛くなってきてしまう大きな原因は、点滴が刺したところから漏れてしまい腫れてしまうこと。
点滴が皮下組織に漏れてしまう原因は
- 刺しどころが悪かった
- 刺した後針が動いてしまい漏れてしまう
- 血管が弱くなっている
などが原因だそうです。
つまり、腕を必要以上に動かすと、漏れてしまう可能性が高まるということ。
もちろん刺した後テープなどで固定してくれるので、簡単には針がズレたりしません。
しかし、私のように血管が細い人は、普通の人より漏れやすいと思うんです。
実際私の向かいのベッドの同じ切迫早産だった方は、刺し変えてもらってすぐに動いてらっしゃって、よく「腫れてきちゃいました…」と言ってました。
腫れてしまうとまた差し替えてもらうしかありません。
そうしていると、点滴が刺せるいい血管がなくなってきてしまいます。
そうなるともちろん点滴失敗率が高くなりますね。
ずっと動かさないわけにはいかないので、とりあえず刺してから30分位はじっと待機。
するとなんとなく点滴の針と自分の腕が馴染んでくる感じがして、その後痛くなることもありませんでした。
まとめ
今回は切迫早産で入院した際の点滴差し替え攻略法の紹介をしました。
私が編み出した点滴差し替え攻略法は
- シャワーと差し替えの日がかぶるようにし、血管を温めて拡張してから差し替えに臨む
- 差し替えてもらっている間は深呼吸し、血管が収縮しないようにする
- 差し替えてもらった後しばらくは必要以上に動かさない
の3つです。
注射が嫌いなビビりな人にとって、切迫早産で入院中の点滴差し替えはかなり苦痛なものだと思います。
しかも切迫早産の入院は長引くことが多く、あと何回差し替えなきゃいけないのだろうかと落ち込むことも。
今回紹介した方法が、少しでも点滴差し替えの成功率を上げる参考になれば幸いです。
次の点滴差し替えが成功しますように!!
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